監督 ラデュ・ミヘイレアニュ
『約束の旅路』とかの人。
ロシアで天才指揮者だった人が政治的ないろいろな事があって長年清掃員をやっていたのだけれどもひょんな事から嫌味な感じの楽団への出演依頼の書類を手に入れたのでこっそりその楽団になりすまして昔の仲間を集めて海外でコンサートをやろうとするっていう感じのお話の感想を3行で。
単に痛快軽妙なエンターテイメントなだけではなくて絶妙に過去の政治的な辛さとかが描かれていてそれが観終わってしっかり心に残る。
オーケストラの脇役の面々も個性豊かで楽しませてくれるしラストのコンサートのシーンはほんとにすばらしい!
映画も音楽も質が高くていいもの観れてとても幸せな気持ちになる作品でした。