2008年・34min・HD
ぐうたらで男にもてないあゆみは、今度こそダイエットしてモテようと決心し、トレーニングを始めていた。そんなある日、突然頭にぶつかった物が妖精になって現れ、会話が出来るようになってしまう。困惑しているあゆみの所に親友のゆきえが暴力を振るう彼氏から逃げ出してくる。あゆみはゆきえを家にかくまうのだが、結局その彼氏に見つかってしまい、連れ去られてしまう。あゆみはなんとかゆきえを助け出そうとその彼氏と対決する事を決意し、妖精たちに支えられながら奮闘する。
監督・脚本・撮影・編集 木場明義
出演
あゆみ 石井 千里
ゆきえ 石川 美帆
辰郎 立石 智一
良太 小林 裕之
イスの精 石尾 吉達
ドアノブの精 森 大樹
空き缶の精 西本 竜樹
鍋の精 伊東 潤
箱ティッシュの精 岩田 有民
電柱の精 工藤 和馬
花の精 筑田 大介
レナ 野本 ゆうこ
同僚 中川 由紀子
あゆみ(子供時代) 泊 美宇
他
音楽
荒川 仁
絵
段浦 たまみ
メイク協力
天羽 由貴子
何日も何日もアイデアが出ず、
喫茶店でノートを開いて悶々とした挙げ句に苦し紛れで出したアイデアが、
『頭に物が当たると妖精となって現れる』というモノ。
コントのようなアイデアではるが、
案外いけるんじゃないかと思ったらあとはスラスラと書けました。
しかし『妖精』のコンセプトがなかなかうまく役者さんたちに伝わらず、
戸惑わせてしまいましたが、
それでも個性溢れるいい役者さんたちに恵まれた、
作っていて幸せな作品でした。
僕の作品らしく、
評論家さんや審査員さんにはイマイチの反応でしたが、
映画祭ではお客さんの反応ピカイチでした。
自分で言うのもなんですけどね。
実はあゆみの子供の頃のエピソードもあったのだけど、
これは映像化断念。
力不足でしたな。